日本催眠医学心理学会主催 催眠技法研修会

 催眠の理論から技法の習得まで、当学会が認定した催眠技能の資格を持った講師が、皆様にご指導いたします。なお、本研修会の修了者は本学会が認める催眠技能の資格申請のためのポイントを取得できます。また、本研修会は臨床心理士資格更新に関する短期研修の一つにもなります(研修証明書を発行します)。

【研修会の期日】

2012年11月2日(金)9:30~18:10(9:10より受付開始)

【研修コース・研修機会・主な内容】

  1. 初級・入門・基礎コース:これまで催眠技法研修会を受講したことのない方や復習したい方を対象としています。
    • 主な内容:催眠の基礎理論、催眠の基礎・導入、事例検討、基礎的な誘導・深化など
  2. 中級コース:以前に催眠技法研修会を受講したことのある方を対象とし、実技を中心に基礎技法の復習と臨床適用につなげる催眠法の使い方の習得、理解を深めます。
    • 主な内容:種々の誘導・深化技法、催眠の臨床適用、事例検討、種々の臨床技法など
  3. 上級・実践コース:中級コースに3回以上参加した方を対象に、催眠誘導の技倆が向上することを目的としています。また実証研究(主に臨床)を学ぶ機会を含めて、今後の催眠学への貢献につなげます。
    • 主な内容:事例に応じた臨床適用、実証研究の進め方とまとめ方、相互研修、全体討論など
  4. 指導者研修機会:認定催眠士が対象となり、受講の可否は資格認定委員会が審議します。「指導催眠士」申請に備えた研修機会として認定し、初級・中級・上級の各コースのいずれかのコースを選んで指導催眠士の下で指導の仕方を体験的に学びます。詳しくは、企画・教育委員長(長谷川明弘)まで問い合わせください。

事例検討や全体討論の時間は全コースが一つに集まります。

(各コースによっては、これまでの技法研修会と同一の内容の箇所がございますが、本学会の研修内容について重要と考えているからです。ご承知おき下さい。)

【担当講師 予定】

「指導催眠士」の有資格者

笠井仁・田中新正・鶴光代・松木繁

【研修総時間数】

7時間(理論分野:3.0ポイント、実技分野:4.0ポイント)

【コース定員・参加費】

各コースとも20名定員

会員:20,000円、非会員:22,000円、学生・大学院生:15,000円

(日本催眠医学心理学会員の申し込みが優先されます)

【参加資格】

 催眠に関心を持ち、医療・心理・教育・福祉などの分野で研究や対人援助職に携わり、参加が適当と認められる者(大学卒業程度以上)、もしくは、上記分野を専攻する大学生または大学院生で参加資格が適当と認められる者。尚、参加申込書をもとにして、日本催眠医学心理学会の担当理事による参加資格審査を行いますので予めご了解下さい。なお初級コースは、非会員の受付も可能ですが、中級コース以上の研修会参加は、本学会員のみに限定